アクアリウム一年経過(2021年4月)の試行錯誤なんだなとやればやるほど思うのですが、
現時点で油膜の問題はすぱっと解決しないです。
先日、流木を抜いてから油膜はいったん止まりました。
でもまだ時々気泡は出るし、エビは活動量が少ない…。
水って難しいなと思いながらも観察を続けています。
これが原因かなというもの、注意するポイントも自分なりに見つけたので書いておきます。
【我が家の水槽の状態】
60cm水槽
流木なし
溶岩石4-5個
水草
ヤマトヌマエビ3匹
ブッシープレコ4匹
サイアミーズ3匹
底砂あり。
ソイルなし、二酸化炭素の添加なし。
LEDライトを9時間。
水草用栄養剤添加無し。
流木を抜いて調子がよくなるかと思いきや…
油膜の発生した原因の1つ、流木を抜いたらすぐ油膜がなくなりました!
すごい!
これでもう解決だろうと思っていたんですが、いまいち調子が良くならないんです。
調子がよくなさそうなポイント
・エビが元気がない。
あんなにつむつむしてたじゃんと思うのですが、そのつむつむが復活しないのです。
・気泡が出る。
水の放出口あたりにしっかりと気泡が出て消えないのです。
これもなんでだろうと思うのですが、水槽の状態は上記で水質を悪くする要素がわからなかったんですね。
・コケが発生。
アオミドロが水草に発生しました。コケが生える原因はいくつかるとは思いますが、まだ水質はよくないのではと思います。
そんな間に、だいぶ時間がたち、水質が悪くなり気泡や油膜の候補が見えてきました。
油膜の原因(改めて)
流木だけでは改善されなかった油膜ですが、改めて油膜とは何かを勉強しました。
油膜は水が悪くなったことが理由ではあるけれど、
水が悪くなったことでなぜ油膜が発生するか。
今回もアクアガーデンさんと、トロピカさんの動画をだいぶ勉強しました。
油膜はなぜ発生するかがわかりやすかったです。

アクアリウムはやはりここにたどり着くんですね。
水質が悪くなる要因① 餌のあげすぎ
しばらく水質を悪くする要素がさっぱりわからんとお手上げ状態でした。
そんな時、緊急事態宣言が緩和されました(2021/4月)
私も出社できるようになり、期が変わったこともあって、書類整理で出社することになりました。
しかしながら在宅勤務が長すぎて体力が低下しすぎてしまい、出社が続くと、すんごい疲れる。
その間、水槽の面倒をみれずにいました。
ちょっと家のこともあったり、週末はほかの手伝いで一日外出しているので…。
そんなこんなで1週間ぐらいでしょうか。
気泡出てるわと思ったけれど、何もせず、ほっといていました。
しかも餌も上げてませんでした。
そしたら気泡が消えたんですね。
しかも気泡が消えている…。
これはつまり餌をあげることによる水質悪化だったのじゃないか…。
そしてエビが何でつむつむしないかというと、調子が悪いのではなくて、腹が満たされているからではないかと…。
…そう思うと確かにサイアミーズたちもコケ食わないとか、
水草にいっぱいこけがついているのに減らないとか、
合点がいくのです。
つまり苔を食べる必要がないから、コケが減らないしだけで、生き物たちもコケを食べないのかもしれないと…。
なんかいろいろとだめだなと思いますが、ちょっと餌を減らして様子を見ようと思います。
ちなみに一週間に1度にしようと思い、タブレットを今までの5-6個から2-3個に減らしてあげたところ、数日して気泡が出ました。
水質が悪くなる要因② トリミング不足による水流の悪さ
トリミング不足による止水域
背丈が高くなる水草を育てていて、私はそれがそよぐ姿が好きなんですね。
特に水面に這うように水草が伸びているのを下から眺めるのが好き…、
という個人的な好みでのばしっぱなしにしていたら、
水が止まるんですよね。
フィルターから出されている水で水面が動くはずなんですが、
ちょうど注水口の反対側の水面がぴくりともしない。
この水が動かない部分を止水域と呼ぶそうなんですが、
その止水域になっているようです。

こんな感じで水の流れを水草が止めているようです。
止水域の何が悪いかというと、止水域があることで、酸素がうまく行き届かなくなるそうです。
止水域のところで油膜がよくでる。
色々ウェブを検索しましたが、止水域が油膜の原因というのはなかったのですが、
水の流れが悪いのはよくないと思い、水草をトリミングして水が隅々まできちんと流れるようにしました。
水質が悪くなる要因③ フィルターの掃除
恐らく掃除していなかった期間は5-6か月です。
調子が悪くなってきた最初のころに掃除をしたっきりでした。
どのくらいで掃除するかというのも一番良いポイントがまだわからないのですが、
今回掃除をしてみたところよかったようです。
よくなったポイント
・水量が増えた
・水草からでる気泡の量が増えた
ホースの汚れも取りました。
ホースが汚れていることで直接的な影響はなんだろうとおもうのですが、注水される水がやはり汚れているのかもなと思います。
全体的に水面がゆれるようになって油膜がでなくなりました。
これは油膜と関係ないですが、注水口からでる水の量が増えました。(少し減ったかなと思ったので、よかったです)
水量が多くなり、水流が早くなると、個体によっては苦手な状況ということもあるようです。プレコは水流が早いところがよいらしい…。
結論
上記を試したところ、油膜がなくなりました。
また気泡もなくなりました。
気が付いたら貝がなくなりました。(あんなに毎日つぶしていたのに)
エビはひっこんでしまいどんな状況か確認できてないです。またわかったら追記します。
どれが直接的な原因かというと、流木ほど確実な原因はわからないです。
でも思うのは水槽は外から見ていると住んでいる生き物たちほど変化がわからないだけで、実際は沢山の変化が日々起こっているんだなと思いました。
だからフィルターの掃除、トリミングによる止水域の解消、エサの頻度の見直しなどで、水の状態をよくしてあげることで、水質を維持し、結果としてバクテアリアが大量に死ぬことがなくなり油膜が張らない…のかなと思います。
どれが一つがだめというのではなく、どれもが大切で水槽の状態を形成する大事な要因なのかなと思いました。
日々の観察と、メンテナンスをきちんとやってあげることでよくなるんだなと思いました。
めげそうになってましたがよかったです。

現在こんな感じで水草から気泡がでるようになりました。

止水域もなくなり、はじっこまで水面が揺れるようになりました。
今のところ油膜もないです。
春から夏、夏から秋の季節の変わり目で、また水槽は変化を迎えるかと思いますが、その時もできるだけよい状態をキープできるように頑張りたいですね。
コメント