水草水槽に異常事態発生中です…。
実は様子がおかしくなってから、だいぶ経っているんですが、
原因が見つからずどうしたらよいかわからない…
とほほって感じなんですけど、調べてやってみてまた調べての繰り返しを書いておこうと思います。
どなたかの参考になれば幸いです。
水槽のスペック?は以下の通りです。
60㎝水槽、二酸化炭素の添加無し、ライト9h点灯、エサ3日に一度ぐらいです。

水槽の調子が悪そうなサイン
様子がおかしいサインとしては、以下の通りです。
・水が黄色い
・泡が出る
・油膜が出る
実は油膜が出てからかなり経っていて、いろいろ調べていたのですが上記が水質悪化のサインだというのもなかなか気づけませんでした。
私が勝手に思っていた汚れた水のサインが、白濁しているとか、ごみが浮いているとか、濁っているとか、明らかに汚いものが汚れた水だったんだと思います。
そのため最初は、水質悪いってほんとか…と信じられず、すごく調べましたがどうやら水槽の水が汚いのは間違いないようでショックが隠し切れなかったのですが、私の腕が悪いという事。
水槽の生き物たちのためにもよくしてあげなければなりません。
水が黄色い
特に水が黄色いというポイントは、お恥ずかしながらこうして写真を撮って見てわかったことでした。
(砂が黄色いからその影響かなとかいろいろ言い訳してましたね)
水槽の中で富栄養化が起こると、植物性プランクトンやコケが水中の栄養分を餌にして大量発生します。
まず、プランクトンが増えると水に濁りが発生します。それが、茶色や黄色の濁りです。
水槽の水が黄色くなった!?(富栄養化)原因と対策とは?
トロピカさんのHPで拝見しました。
黄色いのはプランクトンの増加のせいだったのですね。
透明だからきれいと自分は思っていたのですが、それは私が勝手に思っていた綺麗だったんですね。
実際は全く逆で、透明でも黄色がかっているのはきれいではない証拠でした。
油膜
水面上に油がひろがったかのようになっています。(写真はうまく取れていないですが、一部に油膜があります)

水面に油をまいたように見えるの現象は、『油膜』と呼ばれる水槽トラブルの一つです。飼育水中の余分な有機物(タンパク質)が水面に浮いている状態で、水質悪化の際によく発生します。
東京アクアリウムガーデン アクアリウムコラム:【完全版】油膜が水槽の水面に発生した!油膜の原因と対策方法とは
見た目が悪いだけでなく、飼育生体にも良い環境とは言い難いため、速やかに解決したいです。
…なんてこった。
気泡

こちらがその気泡ですね。これがなかなか消えない。
水槽の水面に消えない泡が発生したという経験のある方も多いかと思います。水槽に発生する泡の原因は、バクテリアの分解が追いついていない状態で起こる、水質の富栄養化によるものです。通常、水槽内には魚のエサの食べ残しやフンを分解するバクテリアが生息していますが、バクテリアの数が水槽内のタンパク質を分解するのに足りていないと、水槽の水面になかなか消えない泡が発生することになります。
トロピカ:水槽の泡が消えない原因とは?泡を発生させないバクテリアの繁殖方法
油膜に気泡、どれも富栄養状態のサインですね。
個人的には貝も栄養があるから増えるではないかと思っています。
貝も入ってしまったら駆除は難しいとは思いますが、毎日地道に除去していたにもかかわらず、減らないんです…。
子供にも貝増えてるねと言われる始末。(くそー)
貝も栄養が多いから増え続けているそうです。逆に考えるとある一定以上で増えなくなるから、そのままにしているという方の情報もみました。
…結果としてどれもこれも水が富栄養といっています。
またPhとKHも測ってみました。(関係あるかないかがわかってないんですが、Phも高いんですよ…)
結果 ph 8 ,KH 4
少し高い…と個人的には思っています。
水草水槽なので、Phは6.5ぐらい、KhHは3ぐらいがとは思っていますが、これがなかなか下がらない。
Phもあまりよい傾向とは言っていないですね…。
水槽のレイアウトと水草の成長具合
これで水草の成長が悪いなら、さらに悩ましいんですが、初心者にも簡単に育つ水草ばかりを入れているからか、今のところ順調に育っています。
アヌビアス・ナナ
ポタモゲトンガトイー
ポゴステモン クアドリフォリウス
ハイグロフィラ ポリスペルマ
モスファン
ミクロソリウム
クリプトコリネ
ボルビディスヒュディロティ
ホウオウゴケ
これらを育てています。
水草はどれもとっても育てやすいです。
ハイグロフィラやポゴステモンなどは育成が非常に簡単で、どんどん伸びます。
モスファンは岩や木の活着がむずかしかったので、ウィローモスのモスマットのように、モスマットにしました。(水槽の真ん中あたり砂の上)
ふんわりと丸くはならないですが、水槽から出してみると成長しているのがわかるので、育て方としては良さそうです。

こんな感じで水草は成長してはいます。
生き物いない…と思われたかと思うのですが、一応いるんです。
ただスーパーシャイなので、飼い主すら1mくらい離れて観察しています。すぐに隠れてしまうので。
飼っている生体は
・サイアミーズ(あまり仕事しない)
・アルビノブッシープレコ
・ヤマトヌマエビ
そろそろ真ん中を泳ぐ魚が見たいと家族から苦情が出ている状態です。
でも一応みんな元気です。
富栄養化の問題点
生体も元気だし、水草も育ってるなら、何が問題でしょうか。
私の感じる範囲での問題点です。
水質が悪い
恐らく私の育てている水草や魚たちが比較的水質を選ばず、たくましいものたちばかりだから一応成り立っているだけで繊細な子たちは難しいのかもと思います。
ヤマトヌマエビはこのブログを書いている間に、3匹とも全然動かないときがありました。
エビが動かないときでだいぶ調べたのですが、フィルターの給水口に集まるとか、ばたばた死ぬというサインがなかったため、しばらく様子を見ていました。
今は元気にツマツマしているので、はっきりとした原因はわからないのですが、私の水槽はPHが高めのため少し水槽が調子を崩すとエビにはつらいのかもしれません。
貝がわんさか
これはきっと他にも要因があると思いますし、そもそも貝が入ったことに問題があるとは思うのですが、富栄養化していなければここまでよく成長していないのではとも思います。
育ててるつもりがないのに、育てられてるかのように水槽にいられるのはちょっと心外ですね。
貝はカワコザラガイだと思います。
苔が生えやすい
水草にコケが生えやすいです。
今まで出なかったのにな…と思うくらい、水草が苔にまみれたり、妙に蛍光色の何かが水草に付着して至り…。
見た目にあまりよくないのと、水草の成長にもあまりよくはないと思います。
なぜ油膜・富栄養化が起きるのか
アクアガーデンさんのHPを拝見した油膜ができる理由です。
水質が安定していない、水草のトリミングや追肥量、水温の上昇、餌の与えすぎ、流木の腐敗
【完全版】油膜が水槽の水面に発生した!油膜の原因と対策方法とは
アクアガーデンさんのこちらの記事が本当に参考になりました。ありがとうございまいた。
詳しくはアクアガーデンさんの記事をご覧ください。
私の水槽の場合は、この流木の腐敗でした。

こちらは私が散歩中に拾ったもので、入れている間にだいぶプレコやエビに食べられて丸くなりましたが、形が気に入っていた流木です( ;∀;)
水槽用として売られているものよりも柔らかくてすぐにぽろぽろと崩れるのですが、それも木の種類によるものだと思います。また曲がりくねった木ではなく、まっすぐで無骨な感じがするのもすごい気に入っていました。

プレコもこんな風に隠れていていろんな生き物の住処だったのですが、出してみたら本当に臭い。
水槽の掃除のとき出すたびに臭いなぁと思っていたのですが、まさか腐敗していたとは…。
この流木を取り出したとたんに、油膜も気泡も収まりました。
効果がてきめんすぎて、何もいえない…って感じです。
お気に入りでも使えないので、飾って使おうかと思っています。
なぜ腐敗したか
はっきりとわからないのですが、推測では2つ。
1,取り出していた間に腐敗した
この流木は結構長く使っていましたが、一度レイアウト変更で取り出したことがあります。
でもやはり入れた方がいいかなと思い、しばらく時間がたってから戻しました。
考えられるとしたらこの間に、乾かし方が悪かったのかもしれないと思います。
そのため腐敗したのではないかというのが私の推測です。
2,水面から出るように設置した時、出ている部分に白カビが生えた時腐敗した
テラリウムにあこがれていたときにコケによく白カビが生えました。
霧を当てると消えるので、あんまり気にしていなかったのですが、この流木も同じように白カビが生えたことがありました。
その時もテラリウムと同じく白カビが生えたんだと思っていたのですが、もしかしたらちがったのかも…というこちらも私の推測です。
水槽から流木が出ているレイアウトもカッコいいとあこがれていたのですが…。
問題なく使っていた流木がいきなり腐敗してしまうことはないと思うので、何か原因はあるかと思います。
どちらにせよいえるのは腐敗したら使わないほうが無難…ですよね。( ;∀;)
結論
水槽は流木の腐敗によって油膜が張っていました。
しかしながらまだエビの動きが悪かったり、すごく良い状態になっていないと思うので、これからも日々のメンテナンスをしながらよい水槽に調整が必要だなと感じています。
コメント