100均の材料で水耕栽培も楽しむメダカ水槽を作る 

アクアポニックス(水耕栽培)

秋になろうという時期にメダカの針子が生まれ、彼らの育てる環境を作らなきゃと思ってるところです。

サイズ的に越冬には2㎝はほしい…と聞いたことがあるので、屋内で越冬させようと思うのですが、ただ針子を屋内で育てるのもなんですし、アクアポニックスにも興味があったので、今回は屋内での水耕栽培も楽しめるメダカ水槽を100均の材料で作ることにしました。ちなみにアクアポニックスとはこちらです。

アクアポニックスのシステムは、植物の水耕栽培装置と、魚の飼育装置の2つに分かれます。魚の飼育装置は、基本的に淡水魚用の閉鎖循環式陸上養殖システムです。飼育槽、ろ過槽(物理ろ過と生物ろ過)、水流ポンプ、エアポンプで構成されます。これらを配管で植物の水耕栽培装置につなぎ、魚の飼育水を循環させることで、植物を栽培します。

さかな畑 株式会社アクポニ

魚を育てるうえで出る亜硝酸塩などは水草の栄養になり成長には不可欠とはよく言われていますが、それを使って野菜を育てようという画期的なシステムです。

そのため水耕部分と魚の飼育部分を合わせたシステムがアクアポニックスです。(間違えていたらごめんなさい。

水槽をアクアポニックス風にしたらどうなるか

上述したようにアクアポニックスは魚の養殖と野菜の水耕栽培を、同時に行う循環型の農業のことです。詳しくはさかな畑さんのHPをぜひ。

私は野菜を育てるまで行かないですが、確かに水槽の水替えやビオトープの底砂などを庭や野菜のプランターにまくと、肥料いらずだなと感じています。環境にも優しく無駄がなく、今はやりのサステナビリティ!

そこで今回は、メダカの水槽の水で植物を育てることにしました。

メダカとしても水が汚れすぎず、植物としても窒素などの栄養素を魚の排泄物から得られるので、ちょうどよいですよね。

ちなみにそれを簡単に、綺麗に作れるキットもアマゾンで販売していました。

底砂も入っていて、これだけあれば他はいらないです。

ちなみに円筒型などおしゃれなタイプもあり、すぐにスタートできてしかもかわいいですね。

なるげんは砂も水槽もあるので、足りないところを100均で買える材料で作ってみます。

水耕栽培もできるアクアポニックス風のメダカを自作する

こちらきれいにできるのですが、私はあえて100均でのグッズを使ってやってみていますので、もしよかったら参考にしてください。

購入したのは、以下の通りです。

・穴のあいたアクリルケース

・BBQの串

・ハイドロボール

画像がなかったので、組み立て途中です。ジジが見つめてます。

自宅にあった水槽のサイズが横27cmぐらいだったので、このアクリルケースがぴったりでした。

穴がまんべんなく開いているタイプにしたので、このままで水が通ります。工作する必要なし。

支えるためにS字フックなども考えましたが、傾きが出てしまうので、乱暴ですがBBQ用の串を使っています。(ジジのあたりに見える銀色の棒です。)これは先が鋭くて危ないので、別のものを使われた方が良いかと思います。

ジジも興味津々

でも棒が2本あるとちょうど良いうえに安定してよいです…。

砂は家で使っていた底砂を入れています。なるげんが使ったのはこちら。

入れなくてもよいかもしれないと思ったのですが、バクテリアが増えてくれた方が良いかと思い入れました。

横から見た状態

こちらに流木を入れていきます。

最初は2本入れる予定でしたが、もう一つ水槽を増やしたくて、最終的には一本になっています。

水を張っている状態です。

ここから上の植物スペースに植物を入れていきます。

家で育てていたアイビー、コケのテラリウムからおすそわけいただいたコケ、コケのついた木、それだけだと寂しかったので駐車場からとってきたコケ付きのシダを入れました。

駐車場からとってきたコケとシダは、水でよく洗ってから入れます。

コケ付きの木も、水分を吸っていい感じです。

全体図です。午前中の限られた時間ですが、日光も当たります。メダカにはちょうど良いですね。

まだまだな部分は多いとは思いますが、アイビーである程度影もできつつ、ハイドロボールはコケで覆う感じにできました。

水槽から飛び出している流木は乾燥することなく、水槽から水を吸い上げて常に湿っている感じです。

水に浸しておくとそこから揮発して加湿効果をもたらす100均のグッズと同じ構造かなと思っています。

飛び出していると寂しいので、よく洗ったシダをコケと一緒にテグスで巻きつけました。

シダは根っこが水に浸っていれば問題なく育ちそうです。

ちなみに同じ方法でカメ水槽でもシダを育てています。そちらのシダは環境があうらしく、元気に新芽をはやしています。常に水に浸っていなれば、水がじゃばじゃばかかっても大丈夫みたいです。

なので今回もそれに期待して根っこだけつけて、流木を飾ってみました。

※ちなみにこの流木は別の水槽(ボトルアクアリウム)に移動しました。

最終的にはこんな感じです。

ちょっと寂しい。

この時点で、針子が2匹入っています。

最後に

水耕栽培もしつつメダカを育てるのは水質の浄化にもつながるとのことで、楽しみにしています。また組みたてるのも結構簡単です。上に育てる植物をご家庭の状況に合わせて、好きなように組みあわせられるのも楽しみの一つかなと思います。

なるげんの家は日中光が入りにくい家なので、日陰にも強い植物を選んでいます。

植物の良いところと水槽の特徴をうまく組み合わせているこの水耕栽培と水槽の合体型はこれからもどう育っていくか書いていきたいと思います。

卵を付けていたメダカをまた見つけたので、もうちょっと増えてにぎやかになるといいな。

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