立ち上げから初心者ありがちポイントを実際に立ち上げてみて気づきました。
実際に作るのは本当に簡単ですが、簡単な一方で維持管理のポイントはなかなか奥深いです。
私もボトルアクアリウムを作りましたと書いた10/13から、早々に気になる点が発生しました。おそらく普通はそんなことないという失敗も多いかと思うのですが、参考になれば幸いです。
ボトルアクアリウムに早速つまずいた
立ち上げてすぐに赤虫がわいた
…生体が入ってないし、作ったばかりだから、リセットも楽よね…というのは言い訳ですが、また赤虫がわきました。
なんでこんな虫だらけ?
生体を入れてないのに虫がわくというのはそんなに水が汚いのか、
それはつまり飼育水を入れたから湧いたとしたら、飼育水がそんなに汚いということなのか。
どちらにせよ水がいまいちなのかもしれないと思うと、ショックと疑問がいっぱいですね。

さて、この点で囲っているところが赤虫です。
ほかのごみもあるのでわかりづらいですが、この画像の中でこれだけあるというのは…、と思い、砂利を洗い、水を入れ替えました。
もう赤虫も見慣れてきたので、あまり気持ち悪いと思わなくなりました。
みかけたら、メダカのえさとしてビオトープ行きです。外なら孵化しても問題ないし。
生体を入れていないのに油膜が張る
これも謎ですが、立ち上げた翌日から油膜が張るんです。
おかしいなーと思うのは、私の知識だと油膜は通常、餌のやりすぎなど富栄養化の時に現れる現象だと思っていたからです。
ほかにも原因があるのか。
もしくは、飼育水がそれだけ富栄養化の状態にあるということかと思います。
それはそれでやっぱりショックですが…(笑
ちなみにこれはリセットした翌日も起こりました。
その図がこちら。

左側のこちらが油膜状態。

こちらが油膜を取り除いた状態です。
一目瞭然ですね。
もちろん生体は入れておらず、そのため餌もやっていないです。
飼育水と新水の割合は1:1です。
それだけ飼育水が汚れている、ということなのかもしれません。
*同じことが残念ながら、メダカの稚魚用水槽でも起こりました。
共通項はろ過機がなく、飼育水を使っているというところです。残念。
ボトルアクアリウムの問題解消ポイント
前回、記事を書いてからボトルアクアリウムの立ち上げたその後のポイントを探しました。
そこで見つけたのが、SONOアクアプランツ情報局さんのHPです。
このHPのボトルアクアリウムが素晴らしくきれい。
そして細かくボトルアクアリウムの立ち上げ方、立ち上げ後の方法を書いてくれていました。
そこで導入したのが下記2点。
立ち上げのためのライト導入
残念ながら水草用のライトがすぐに準備できなかったので、家にあるスタンドを使っていますが、SONOさんのHPによるとちゃんと水草のためにライトを使ってあげることが大事だそうです。
ボトルアクアリウムぐらいの小さな水槽にライトというとこの形。
ライトを必要としない水草を入れていたので、しばらく必要ないかなと思っていたのですが、そうではないようです。
根を張ってもらうのを大前提にレイアウトする
SONOアクアプランツ情報局さんのHPでは、しっかり根を張ってもらうことが水質の安定につながるとのこと。
石で活着させればいいやぐらいに思っていたのですが、底砂で水草に根を張ってもらうことで、だいぶ勘違いしていました。
水草用の栄養剤をレイアウト時に一緒に配置する
これもかけていました。
水草が育つのに必要なカリウムとミネラルを含んでいます。
置くタイプがよいとのことで、これも全然仕込んでいませんでした。
毎日の水替え
水槽を新規に立ち上げる時は、水替えを推奨されていることが多く、私も60サイズ水槽ではできるだけこまめな水替えをしていました。
でも生体がいる場合だからだろうと思っていたのです。
それは生体がいることで餌が残ったり、糞尿をするのでアンモニアが水に入ります。でもまだアンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩を分解するバクテリアが十分にできていないため、ろ過機をつけていても毎日水替えをすべきとのことなのです。
これは私もカメ水槽立ち上げ時に大失敗しました。
きれいに見えても、魚たちにとっては毒水であると。
今回は、魚がいないんだからアンモニアもできないし、そんなに水がすぐに汚くなるのだろうかという疑問がありました。
しかしながら小さなボトルアクアリウムのほうが水の管理が難しくなり、実は初心者向きではないそうです。
…初心者でも簡単ってよく書いてあるじゃん。
というわけで、毎日の水替えをすることにしました。
でも毎日って難しいんですよね。仕事をしていると特に。
なので、せめて毎日汲み置きをしておいて、カルキ抜き剤を入れる手間は省こうと思っています。
こちらカルキ抜きと液肥のオールインワンです。
安心のZICRA。
油膜も減ったというコメントもあり、個人的にも検証したい。
ボトルアクアリウムの水替えとして道具がもう少し小さいのが欲しいです。
たも網の小さいのはまだ見つかっていませんが、個人的には計量スプーン大がちょうどいいです。油膜をすくいたいのですが、水抜きホースがうまく使える自信がなく、気になる油膜を計量スプーンですくっています。
柄の長いタイプはメダカの針子を捕獲するのにもちょうどいいです。
これの15 spoon がちょうどいいです。
あと小さくて狭い空間のボトルアクアリウムを掃除するのに、スポイトもいいかもしれません。ごみをまきあげて、少しずつ吸う感じです。広い面積は大変ですが、狭くてスポイトしか届かないボトルアクアリウムはこれが便利です。
ちなみにメダカの稚魚をすくうにもちょうどいい。
こちらのその後と、ボトルアクアリウムの掃除など、私みたいなのあんまりないだろうつまずきポイントを今後も解消していきたいと思っています。
コメント