前置き
玄ちゃんは年齢不詳ですが、まだまだこれから一緒に生活するだろうと思っていたころ、子分でも増やそうかななんて思っていた時に、玄ちゃんが病気になりました。
そしてその病気が死ぬかもしれず、また何の病気かもはっきりとわからず、治るのかもいつまで治療が続くのかもわかりませんでした。
やはり玄ちゃんはなるげんファミリーの一員だということをつくづく感じました。
薬ではない治療はないか、本人が早く良くなる方法はないか、どうやったらよりよくなるのか調べだしました。調べてみたら、そういう情報を提供してくれる記事やブログが本当にありがたいなぁと思いました。
藁をもすがる思いというか、どんなささいな情報でも欲しいというか。
これから玄ちゃんは治療が始まったばかりなので、どうなるかはわかりません。
残酷なのか、正直なのか、よくなるよなんてなぜかいえる気分ではなく、でも彼のためにできる限りのことをしてあげたい…。
そして私と同じように何かの情報を求めている人に、玄ちゃんの治療や病気の経過が少しでも役に立てばと思い、状況を書いていくことにしました。
まだ現時点(2020/11/25)では、彼はよくなるとも悪くなるともわからないので、結果は悲しくなるかもしれないし、ハッピーになるかもしれませんが、誰かの参考になれば幸いです。
玄ちゃんの病気の始まり
玄ちゃんの病気は、今のところ脊髄に関係するもので免疫性の病気です。
でも最初はそんなすごい病気だとは思いませんでした。
11/8頃、玄ちゃんを最初に病院に連れて行きました。11/8の少し前から玄ちゃんが、あまり元気がないなとは思っていました。それでもまあ、年なのかなとか思ってほっといていたら、次女がげんちゃんが布団でおしっこしたといってきたのです。
それが始まりでした。
次女は長女と二段ベッドで寝ていて、よくげんちゃんも次女と一緒に寝ていました。なので、添い寝は普通だと思っていたのですが、やたらと次女のベッドから動かないんです。
次女が玄ちゃんがおしっこしたといってきたときも、まさか一晩で3か所もおしっこしてしまうとは思いませんでした。
おかしいと思っていたけれど、おしっこの処理をして様子を見ていても、やはり動かないんですね。もしかしたら動けないのではないかと思い、水とご飯のある居間に連れてきてたらようやく食べ始めました。

具合の悪いときの猫は毛並みが悪くなりますよね。
熱がひどかった時の玄くんです。こんなちっちゃいところにずっとちょこんと座って動きませんでした。
そしてやたらと動かない、元気がない、目やにがすごい、鼻水が垂れている、これは猫風邪かもと思って病院に行った…というのが始まりです。
ひどい猫風邪
病院で熱を測ったら40度を超えていました。
ひどい猫風邪でこれじゃ食欲が落ちてもしょうがない、との診断で、抗生剤投与と水分の点滴などなどをしました。
抗生剤が2週間効くタイプを打ってもらったので、様子を見てくださいといわれ、それで帰りました。
それからはご飯も食べるようになり、お水も飲み、一安心かなと思いました。
でもよくはなりきらない感じでした。
なんとなくまだ熱い感じがしましたし、保護猫で外によく出たがる彼が出ようとしませんでした。
そしてやっぱりなんとなく元気がありませんでした。
一抹の不安を抱えながら、でもまだ2週間の期間内だからともう少し様子を見ようと思いました。
出血の始まり
変だなと気づいたのは、寝ているタオルに血の跡がついていたからでした。
どこから出ているのかも最初はよくわからなかったのですが、口から出血しているようだと気づいた時には、タオルに点々と血の跡がついていました。
一体なんで血がついたのかさっぱりわからず、おかしいなと思っていたのですが、あまりにひどくなったら、病院かなと思い、その日は寝ることにしました。
次の日、居間で寝ていた猫がいないことに気づきました。私は健康診断で午前中外出の予定でした。家を出る前に心配になり、少し探してみたところ、子供部屋の端っこに座っていました。
血がだらだら垂れて、げんちゃんがのっかっていたぬいぐるみに垂れていました。
よだれと血がまざったそれが、げんちゃんの口からつつーっと垂れていて、大変だと思いました。
自分の目の届かないところに置いておくのが怖くて、いったん子供部屋からだし居間に戻したのですが、私が健康診断に行って帰ってくるとまた居間からいなくなっていました。
今度は長女が使うパソコンの机の上の棚にいました。
棚が血とよだれでべったべたでした。
もうこれはだめだと思って病院に急遽行くことにしました。
続く
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