げんちゃんの闘病日記 家猫化計画

猫日記

げんちゃんの病気がけがでひどくなるため、家猫化計画を進めています。

げんちゃんは我が家に来てからも外に出る頻度が多かったので、家猫になるのはなかなか苦労しています。

本格的な家猫化計画に至るまで

単に閉じ込めるだけではうまくいかない

病気が治るまでと人間は思っていても、猫はそう思っていなくて(当たり前ですが)、熱が下がると自分は元気だと思うのか外に出たがりました。

こちらとしてはまだまだ数か月おとなしくしてほしいので、狂ったように鳴こうがわめこうが、頑張って閉じ込めていたました。

猫もかわいそうだなと思うのですが、人間も結構ストレス。

まだうるさいだけならよかったのですが、とうとう行動に出始めました。

猫が子供のカバンの上にう〇ちをするように。

出してもらえない期間が長くなり実際にげんちゃんがやったのはこちら。

・マーキング

・大声で泣き叫ぶ

・飼い主に向かっておしっこ

・持ち物の上にうんち

もうどれもひどいんですけど、子供のカバンの上にウン〇をしたのが家猫化計画の決め手になりました。

明らかに子供のカバンを狙い、悪意を感じる…。(結局、臭いは取れなくカバンは廃棄)

単に閉じ込めておくだけでは家猫化は難しいと感じました。

家猫化スタート! リードを導入

色々サイトを探してリードがストレス発散に有効という記事をみかけ、我が家でも導入してみました。

お医者さんにはリードを付けていてもすり抜けてしまうという話も聞いたのですが、お試しにやってみようということでこちらのリードにしました。

げんちゃんは首回りが30㎝、体重が4KGぐらいなので、こちらのサイズです。

首と胴に付けるタイプで、ナスカンでリードを取り付け・外しが可能です。

この首輪の長さ調整がなかなか大変で取っ組み合いでしたが、作り自体はとても単純なのでやりやすいです。

ただ首輪・胴輪の着脱が難しいので、一度付けたら後はリードを取り外して、本猫にはずっと輪を付けてもらう感じ…。

しょうがないかもしれないんですけど、庭に出た時に雨が降っていたりすると、首輪の色が移染します…。

(洗うと簡単に落ちました)

この胴輪つけて庭で息抜きしてもらうという作戦。

こんな感じで庭のアーチにひもをつないで外に出すということにしました。

しかしながらこれは紐が短いため、後々延長しました。

延長したら自由に草も食べられるようになったし、そこそこ移動もできるので、それなりにストレスも軽減したようです。

ちなみに外の散歩もしましたが…

外を歩ける方がよいだろうと思い、リードをつないで外散歩も試みました。

でも何が原因かわかりませんが、玄関が怖いようで、玄関から出たとたん伏せ。

地面にべったり伏せてしまうのです。

それですごい警戒をしながら家に帰ろうとしてしまうのです。

最初のうちは、こんなにダメとは思わず、抱っこして家の周りを歩いたりもしたのですが、がくがくブルブルなのが抱っこしていてわかるほどでした。

よっぽど怖いみたいです。

今まで玄関からダッシュで逃げたことはなかったと思いだしました。

げんちゃんが外に出る時は必ず庭からでした。

こんな猫もいるみたいで、げんちゃんは外散歩しないようです。

家猫化計画はまだ続く

やはりそれなりはそれなりで、げんちゃんとしても不本意なようです。

出入りが忙しい

自由に出入りしたいようで行き来できるようになると、もう出入りが忙しいです。

付き合っていると何もできなくなるぐらいしょっちゅう呼ばれるので、それはそれでこちらもストレス。在宅勤務の時はかまってあげられないときはしばらく出ていてもらうことも…。

マーキングがひどい

トイレをきれいにしていても、げんちゃんの要望を私たちが聞かないでいると、不満表すようにマーキングします。

する箇所はきまっていて、いくら消臭剤をやってもなかなかとり切れないです。またが異種して帰ってくると、家に残している間にマーキングしている可能性がある感じに臭いです。

ふとした瞬間に匂うのでこれはなかなかストレス。

また布団におしっこされちゃうのがすごく困ります。我が家のお布団はコインランドリーで洗えないタイプ…。

いつおしっこされるかわからないので、高いお布団クリーニングには出したくないわけです。

何がしたいかわからない

たぶん本人も何がしたいかわからないんだと思うんですが、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。

すり寄ってきて鳴いて、結局外に行きたいとか、やりたいことがばらばらです。

ゲンちゃんもストレスですが、人間サイドもストレスです。結構、ストレス。

対処法

しょうがないとはいえ、げんちゃんのストレスのはけ口で彼がわざとやることを止めるのはすごく難しい。

だけれど怒るわけにもいかないので、それなりの対処法を使っています。

マーキングの匂い消し

我が家の場合、だいたいマーキングをする場所が決まってきたとはいえ、知らないうちにやられていたり、あまりにもマーキングするので止めるのは諦めました…。

臭い消しを用意しています。

猫のおしっこのにおい消しに、クエン酸入りの水は有効です。

クエン酸は薬局で粉を売っているので、それをスプレーに溶かすだけです。

高くないのでしょっちゅう使う場合はとっても便利です。

防水シート

これはこれから導入予定ですが、お布団用の防水シートを導入しようと思っています。

お布団とかソファーとか洗濯できないものにおしっこされるのがなかなか厳しいです。

きっと我が家のお布団におしっこ染みが見えたら、すごいことになっていると思います…。

なので今度買い替える予定なんですが、それは汚されたくない(心底)

ぜひきれいなまま維持したいです。

あと、できたらソファーにもシートをかけたい…。

一か月経過して進展

マーキングがひどいなどありますが、少しよかったところもあります。

リードを付けていますが、草を食べたり、おしっこしたり、気が晴れたりすると、リードの有無にかかわらず自分からおうちに戻るようになりました。

リードがそこそこ長いため、いろんなところにひっかかります。

あまりに絡まるのでリードを外すと、自分からさっさと部屋に戻っていきます。

隙をついて逃げ出すということはないようです。

本人が満足すればきちんとおうちに戻ってくるというのがわかると、ちゃんと自分の家だと分かってくれてるんだなと思い、うれしいですね。

それでもリードはしています。外に行けるのがわかると、ふとしたときに行ってしまうかもしれないので…。

げんちゃんはなかなかすんなりと家猫になってくれないようで、人間側も猫側も試行錯誤が続いています。

猫側も新しい環境と新しいルールに慣れる必要があって、人間側もそんな猫を知る時間が必要な、折り合いタイムなのかなと思っています。

日々、げんちゃんはげんちゃんなりになじんでいってますし、私たち人間側もげんちゃんをより知っている…そんな感じです。

なかなかうまくいっていないところもありますが、どなたかの参考になれば幸いです。

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