そもそもなるげんが水槽を始めたのは、子供がカメを飼いたいとなり、そのカメの水替えをどうやったら楽にできるようになるかと考えた末、水草や大きなフィルターを使った水槽で飼うことでした。
2020年4月に混泳水槽がスタートし(その時点でカメは1歳)、現在2021年2月ですが、結果から書くと…。
半年もちませんでした…。
混泳水槽の状況
水槽サイズは60サイズ、入れていた魚はプレコ4匹、ヤマトヌマエビ3匹、サイアミーズ3匹です。
水草はアヌビアスナナ、アナカリスを入れています。

こちらの画像はだいぶ前のものですが、当時流木を作っていたのでブラックウォーター化してます。お恥ずかしい。
今はだいぶ澄んでいます。
カメの浮島を設置し、その浮島からカメが逃亡するのを防ぐため、水位が低めになっています。
混泳水槽をやめた理由
魚や水草がダメになったというよりは、カメが合わなくなったようです。
どういうことが起きたかというと、カメがお腹もすいていないのにやたらと動き、落ち着きがなくなりました。
エサが欲しいわけではないらしく、食べてもやたらと動き回り、レイアウトを動かしたり壊しかねないほどでした。
また水草を食べだしました。これも食べたいんだかストレスなんだかはわかりません。
でも水草水槽をやりたい私からすると、水草は食うんじゃないといいたい。
結局どうしたのかというと、本を購入しカメを勉強しなおしました。
購入したのは、こちら。
こちらはリクガメ類、半水棲亀類(クサガメなど)の特徴や、またどういうレイアウトがよいかを絵で表してくれていたので、子供は小学生ですが見やすいです。
何かあるとバイブルのように、うちの子は読んでいます。
そこでいろいろ勉強したところ、どうやら下記の要因ではないかということがわかりました。
・運動不足
・ストレス
狭くて運動不足になっているようなのです。
カメのお引越し
カメのストレスと運動不足を解消するために、カメの住処のお引越し&大幅なレイアウト変更をしました。(実はずいぶん前にやっていたのですが、なかなかブログに書いていなかっただけでした。)
カメのために大型の水槽を用意するのもあまり気が乗らず、子供は外で飼って冬眠するのは避けたいとのことだったので、引き続き室内外で簡易なケージを作ることにしました。

使ったのはこの二段シェルフです。なるげんが高校生のころ(ん十年前)に自分用として購入し、以来なぜかまだ現役のこのシェルフを窓際に移動して使うことにしました。(上の段は小さな水槽(メダカやボトルアクアリウム)を置いています。)
棚板は化粧合板なので、防水でも何でもないです。そのためそのままだとカメが水場から上がったときに、ふやけてしまいかねないので写真のようにフローリングシートを貼っています。貼るといってものせているだけで、固定はしていないですが、滑りづらいので問題はありません。
こちらはホームセンターでメーター売りしている防水仕様です。確か屋外用だった気がするのですが、写真が残っていないためちょっと不確かです。
メーター売りでそんなに高くなく買えました。こちらも上記の瓶の飼い方の本で紹介されていた方法です。
周りをどうやって区切るかを悩んだのですが、子供と相談して、シェルフの支柱を何かで囲うことにしました。

何で囲うかはホームセンターで色々見て決めたのですが、左右は養生シート、前後は完全に透明がよいとのことでこちらの透明のシートにしました。
透明のシートははさみで切ることができるというもので、それを結束バンドで固定しています。

水場をどうするかなんですが、ちょうどいいサイズが見つからず、蓋つきの箱を購入して使うことになりました。
この囲った部分の幅は90㎝、ちょうど90サイズの水槽の横幅と一緒です。なんて贅沢な生活のできるカメなんでしょ。
水場にはいる斜面を設置して出来上がったのがこちら。

陽があたりかつ広々歩けるようになりました。
ここからさらにフィルターとホットスポット用のライトを入れたりしています。

見た目があれですが、子供が自分で費用をだして設置しているので私的にはとても良いと思っています。(カメに関わる費用は子供が出すルール)
この水場に上る坂部分は100均で揃えました。
白い金網は確か壁にフックでかけて、お玉などを吊るす用に売っているものを使っています。
その上にこのシートをかけていますが、シートが水洗い可能で裏面が滑り止めがついているので載せるだけでくっついてくれています。カメが上り下りしても滑り落ちません。(ただ斜度がちょっときついかもしれない)
水場へ降りる斜面はこちらも100均で買った猫防止のとげとげしたマット?っていうんですかね。それを使っています。ただとげとげが痛いので、はさみでだいぶ切って、少しだけ残しています。もともとは私が水槽で使うために買ったんですが、ちょっとサイズや用途が合わなくて使っていませんでした。カメにはちょうどよさげです。
左手前のレンガの上に載っているのがホットスポット用のライトです。位置はそれでよいのって言ってるのですが、子供曰く良いそうなのでこのままにしています。子供にはぜひ試行錯誤してほしい。

水場の角にあるのがフィルターです。横向きに使っていましたが、カメが動かしてしまうので縦置きにしたとのこと(子供談)これはうまくいってて良い感じです。
水中ヒーターですが、こちらが居間にあり、居間は暖房がついているため温かいので、ヒーターは入れていません。
カメ先生が乗っているところはもともと水槽で使っていた浮島です。子供がこれを使いたがるので、こちらを設置しています。下にあるのはこちらも100均で買った筒状のボックスです。その上に橋渡しのように浮島が乗っています。

こんな感じでカメ先生は、日中陽が差すと水場から出てきて、日光浴しています。
なかなか充実した設備で、カメも満足げです。
まとめ
クサガメの混泳ですが、我が家では早々と終わりになりました。
小さい頃はクサガメも草食性が強くないらしく、あまり食べないでいるのは確かです。魚と水草と泳ぐのを楽しめます。でも大きくなるにつれて草食性も強くなるらしい(本によると)ので、水草を食べてしまうのはしょうがないようです。
また運動スペースなどでストレスに感じてしまうこともあるようなので、60サイズは手狭だったようです。
もっと大きな水槽でカメと魚の混泳を楽しんでいらっしゃる方もいるので、できないわけではないと思います。
現在、カメは広い部屋で一人暮らしを満喫しています。優雅に日光浴をして、のびのび暮らしているので、それはそれでよいかもと思っています。水中フィルターではちょっとろ過能力がたりないらしく、すぐにえさで詰まってしまうので、掃除は週に一回しています。(カメの世話は子供の仕事)
夏場になったら虫の問題など発生するのではと思っていますが、また後日、カメ水槽については書いていきたいと思っています。
ご参考までに。
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