コケテラリウム② 経過と失敗点の見直し

コケリウム

大きなボトルでテラリウムを作っていましたが、どうしてもコケのついた木の上部が乾燥してしまいました。

高さがあるからしょうがないのですが、気になってしょうがないので、ほかの見直しもかねて、作り直しました。

苔テラリウムの見直しポイント① 乾燥

そもそもとして、自分が注意してみてない。だめですね~。

コケテラリウムはほかの水槽と違ってアピールが少ない、いえコケテラリウムのせいにしてはいけないのですが、何もしてなくても、状態が悪くなっていっても静かなままです。

水槽の魚たちと違って死んでしまったという衝撃もすくないですが、気づかないうちに変化がそっと訪れています。

今回も木が乾燥し、コケが乾き気味に…。

高さがあるものは水分が下に落ちてしまうため、どうしても上部が乾燥しがちみたいです。でもだからといって毎日のように水をあげると、今度は水が多すぎる状態になります。

きちんと水がたまりすぎていないか、もしくは乾燥しすぎていないかを観察しなくてはいけなかったですね。

大きなパスタ容器にて作っていましたが、長い木の上の方が乾燥しがちでした。

木にはコケがついていたので、上の方もコケが生き生きとしていてほしいもの。

そこで容器変更、レイアウト変更をしました。

乾燥の対処策

容器を小さく、高さの低いものにしました。

今回の容器はこちらです。百均で購入した蓋つきプラスチックボトルです。

蓋は白くてプラスチックというのがまるわかりなので、外しています。

でもこれも少しかぶせている方が、コケテラリウムの湿度を保つにはちょうどよさそうです。

コケテラリウムの改良ポイント

コケテラリウムの土として軽石と砂を使っていましたが、今回は土台として大きめのハイドロボールを軽石の下に追加しました。

軽石だけだと傾斜が崩れやすかったので、土台としてハイドロボールを組み、その間を埋めるように砂と軽石を混ぜたものを入れてます。

土台から入れ替えているので、結局すべて中をぬいたのですが、おかげで傾斜が安定感してよかったです。

前回作ってからの短い間ですが軽石にとコケが活着していました。石の上にあるのだからあたりまえですが、軽石を選択したのは間違っていなそうです。

上から見た感じ。

木は半分に折ってコンパクトにしコケもまんべんなくのせました。折った木の残り半分と残ったコケは水耕栽培型のメダカ水槽に移しています。

真ん中あたりに木にもともとくっついていたキノコが育ってます。

苔テラリウムの大失敗 

これぐらい大丈夫だろうと思っていたのがやっぱり駄目でした。

この赤矢印の部分、茶色い苔は枯れてしまった部分です。

ここから芽が出るかもと思ってほっといていたんですが、これもおそらく乾燥していたのを放置していたせいです…。

ちょうど茶色あたりが傾斜の上になります。しばらく霧吹きをさぼっていたら、まんまと茶色くなっています。

でもきちんと適度に霧吹きさえ上げれば、青矢印のように新芽が確認できるのです。

ぜひコケテラリウムに適した種類を

コケテラリウムは静かに成長・変化をするので劇的な何かはないですが、その静かさとか、コケのつやつやした様子とかが見ていて癒されます。

水耕栽培でもコケを使っていますが、丈夫な種類を使うと水の管理や湿度の管理がおおざっぱでも伸びてくれます。

でも環境が合わないと上記のように枯れてしまうので、最初は丈夫で適応範囲の広めのコケが育てるのも簡単、楽しむにもストレスフリーかなと思います。

専門家が勧めてくれる苗は間違いないとは言わないですが、やはり丈夫で育てやすく楽だと思います。

それにこれはこのコケですといってくれるのがやっぱりいいような気がします。どうも見分けるのが苦手です。

ぜひ楽しい苔テラリウムを!

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