まだお見せするには恥ずかしいぐらいですが、近所や公園などで拾ってきたコケとシダ、コケのついた流木を使ってコケテラリウムを作ってみました。その作成方法と、私の犯した失敗談です。
コケテラリウム素材
上から時計回りに
・パスタのガラス保存容器
・コケ付きの木
・コケ数種類
・シダ

コケテラリウムの容器
私はパスタの保存容器です。蓋がついているものがいいと思います。室内は案外乾燥しがちですし、少し蓋をずらしてあげるなどすると湿度がもつ上に、外気も入ってよいかと思います。失敗談は後程。
※材料を置いている敷物は百均で購入した園芸用のシートです。四隅にボタンがついていて、ボタンを閉じると平たい箱のようになります。マンションのベランダやちょっとした加工をするとき、汚れ防止にちょうどいいです。
コケテラリウムの用土
土コケテラリウム用にブレンドされた土もありました。
すぐには手に入らないので私は個人的にブレンドしてますが、こちらの方が安心かもしれないですね。安心の理由は後程。
私は家にある軽石とコケが生えていたところの砂?も少々いただいてそれを混ぜてみました。(パスタ容器にすでに入っています。)あまり蒸れないもの、また栄養がそんなになさそうなものを選んでいます。
コケテラリウムに植えるコケ
コケですが、私は自分の住んでいるマンションのコケや公園などのコケを採取しています。実際には何ゴケかは…。
コケはすごく種類が多く、採取してみて思いましたが、判別がつきづらいです。
その一方でコケテラリウム向きのコケ、栽培に適したコケというものがあるとのこと。
苔テラリウム専門店の道草さんのHPにて、育てやすい苔をわかりやすく教えてくれています。
育てやすいコケ、コケテラリウムに適したコケもありました。よい苗は育ちに影響するとはすごく思います。植物はやはりダメージを受けてから、復活させるのは難しいです。きれいに育てるためには、よい苗を選ぶにこしたことはないかもしれません。きれいに育てる理由は後程。
あと近所で採取していて思うのが、コケは見分けが難しいです。本やウェブで見比べながらやっていますが、これと断定がなかなかできないです。私だけかもしれないですが…。
観察の仕方の本も出ています。
コケを乗せる作業は結構細かく、丁寧さが必要でした。ピンセットがあると便利です。
個人的には虫が湧いてほしくないので、状況を見て変えるかもしれません。沸いてもいいのですが、捕食してくれるものを用意できないので、増えるだけになるのは見た目がよろしくないですよね。
作成方法
コケテラリウムは基本的には上から詰めていくのですが、ちょっとしたポイントになればと思い作成方法を書きます。
重なり合わないように、また見えやすくするために、高低差をつけるため斜めに石をひいています。
次にシダを植えました。
根っこを入れるために土をざりざりと動かすので、先にやります。土台設置が完了したところで、コケ同士が重なり合わないようにコケをピンセットでのせていきます。
今回はコケのついた木もいれたかったので、木が土と設置する部分はコケが乗らないようにしていきます。

出来上がりはこちらです。(まだまだ全然ですね。)
もっといい雰囲気のコケリウムを作れるように頑張りたいと思います。
コケリウムは湿度を高めにしておくことも大事だそうですが、ガラス瓶で密閉してしまうと、二酸化炭素不足になるそうなので、適度に開けて空気を入れてあげる必要があるそうです。
森の中を見ているようです。このガラス瓶の中は水槽の水草の景色とはまた違って静けさがあってよいですね。
一か月後のコケリウム
上のコケリウムを作ってから実は一か月ぐらいたっていたので、現状をば。
木にキノコがついており、湿り気が多い環境がよかったらしく、キノコが大きくなりました。

上と下にキノコが1個ずつついています。
またシダが芽を出しました。
一方でコケはあまり調子が良くなく、少し茶色いです。
難しいですね。
ちょっと移動して、新たな水槽で使おうと思っています。

もっときれいにコケを育てられるようにこちらも研究が必要です。
こちらのページのアイキャッチ画像には、Wirestock – jp.freepik.com によって作成された food 写真を使用しています。
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