スネイルを防ぎたい!「水草その前に」の失敗しない使い方と注意点

アクアリウム

新しい水草を水槽に入れるのは楽しみですが、スネイルがついてる可能性も否定しきれないものですよね。

今回、私のメダカ稚魚用水槽で、スネイルが爆増し…、新しい水草を入れるというのもあって、「水草その前に」を使ってみました。

こちら使った後ですが、水草その前に、です。

水草などについた農薬、貝類の除去や、説明によると腐敗菌の除去にも使えるそうです。

今回は、思わず買ってしまったセール品のミクロソリウムの貝除去のため、またなぜかメダカ水槽に沸いた貝除去のために使ってみたいと思います。

今回掃除するメダカ水槽は赤虫がまたしても沸き、しかもメダカの稚魚では食べないらし増殖が止められないため、赤虫と貝の除去を兼ねて掃除しようと思っています。

※この掃除は実はちょっと前なので、この記事を書いている11月時点のメダカ水槽の状況とはまた違っています…。こちらはまた後程書きます。

荒れた3密のメダカ水槽を解体する

この小さな水槽、上に植物があるのに、さらに外のビオトープにあったアナカリスをぎゅうぎゅうにいれています。

その意図は、アナカリスに卵がくっついていたらもったいない、というだけのもの…。室内孵化を狙っています。

結局、1匹孵化しました。

またアナカリスはよく増えました。

見えない分、水が汚れ、虫が増え、貝が増えています。写真を撮ったのですが、わかりづらいので載せていません。

貝はカワコザラガイと思われます。

観察って大事です。

メダカは事前に救って隔離しています。稚魚や針子が合計4匹います。

最近はメダカを確保するのに計量スプーンを使っています。サイズや長さがちょうどよくてこれが結構便利です。

解体完了です。

早速、水草その前にを使っていきます。

水草を取り分け、水耕栽培状態の上部分を外しました。

実は流木もあるという本当に密な状態。アナカリスと水耕と流木の3密

この砂の上の筒みたいな砂の塊は赤虫の巣のようなものです。

彼らは砂を筒状に固めてその中に隠れます。

筒を作っていないところにも赤虫がいるのでよく見ると結構います。

「水草その前に」を使うその前に!

「水草その前に」を使う前に、裏面にかいてある注意書きをよく読みましょう。

2Lの水道水に溶かし、水草を10分間浸してください。10分経過しましたら、水草を水道水でよくすすぎ、本品の溶解液を洗い流してから植えてください。

これです、これ。

2Lの水道水に溶かして10分浸すはいいんです。

そのあと10分経過したら、水道水でよくすすぎ、溶解液を洗い流してから植える…。

実はなるげんはこの水草その前にを使うのは2回目なんですが、1回目は派手に失敗しました。

おそらくこれ失敗する人なんていないんじゃないって思うんですが、この説明書きには実は書いていないことが一つあるんです。

種類によって葉が溶けることがある、ということです。

私がやったのはアナカリスです。

前回、アナカリスを10分浸した後、念のためにともう一回入れてそのまましばらく置いておいている間、作業をしました。作業後はだいたい2-3時間ぐらいでしょうか。

その後、アナカリスを引き上げて、ビオトープに戻したところ、アナカリスが不調になっていきました。

どんどん溶けていると気づいたのは、1週間もたたない頃です。

葉が溶けて茎のみの状態です。

つまんでみると一目瞭然。

水草その前には薬品なので、きちんと洗い流さなくてはいけないですね。

怠ったのは自分とはいえ、きれいなアナカリスが無残な姿になったのは本当にがっかりした出来事でした。

水草をだめにしない!「水草その前に」の正しい使い方!

10分浸し、水草をぬいた後の水です。

汚れが多いですね。この中に混じってカワコザラガイや赤虫がいます。

たも網の中にもあかむしがひっかかっています。

失敗した時も思いましたが、貝はしっかり落ちました。今回のカワコザラガイは小さくて数えるのも探すのも無理って思ってしまったのですが、前回失敗した時のサカマキガイは5-10ぐらい取れました。

2Lの水を汲み、アナカリスや水草を入れます。我が家のバケツで半分ぐらい。

水が意外と少ないので、水草がそんなに入りません。

水は少し濁った感じになります。べたつきなどはありませんが、水草が傷つかないよう少しもみました。

水草をしっかり水洗いします。

こちらは100均で買ったタライ。

このタライも素晴らしく便利です。

何かと使っています。

これで「水草その前に」を使った水槽掃除は完了です!

その後、アナカリスはビオトープに行き、きれいになったメダカ水槽です。

余談:水替え・掃除便利道具

以下に個人的な水槽掃除の必須道具をご紹介します。

・バケツ

我が家は猫を飼っているのでバケツは蓋つきバケツを使用しています。

この寒い時期には室内で置き水を作りたいところ、猫が水を飲んでしまうという事態を防ぐのに蓋つきはいいと思います。

お前のためじゃないと何度言って聞かせたかと思うのですが、さすがに猫は言うこと聞かないし、猫の唾液が入った水というのもなんとも言えない気持ちになるため、蓋をずらして置き水を作ってます。

虫や落ち葉の混入も防ぐのでいいですね。

・タライ

個人で水槽が少ない分には、この16L内径45CMぐらいがちょうどいいです。

なるげんはマンションに住んでいるので、マンションのベランダぐらいだとこれぐらいがちょうどいいです。大きすぎるとベランダを通るのにとても不便。

そのほか意外と便利グッズ

・ボール(野菜などを洗う方)

 100均のプラスチック品で十分。少量の底砂を洗ったり、小さな水槽の水替えで水をとったりするには、むしろこれぐらいが便利です。

・折りたたみいす

長い時間の中腰が必要な作業(水替え、掃除、ろ過機の掃除など)にぴったりです。

なるげんはベランダで温かい日中に掃除をすることが多いのですが、中腰がきっつい…。

今や娘も折りたたみいすでフィルター掃除、ろ過機の筒掃除してくれています。

水草その前にを使った掃除の感想

2回目にしてようやく無事に水草の処理ができました。

ミクロソリウムも元気に育っています。メダカ水槽からは貝は一掃されたのですが、またなぜか復活をしつつあります。新しい水草も入れていないのに不思議ですが、こちらもボトルアクアリウムと同じく油膜が張るのでやはり水が汚れているには変わらないようです。

定期的なチェックは欠かせないかもしれませんが、それでもしばらくの間、貝が除去できたのは確かですし、何よりきれいに洗えたって感じがすがすがしい気分でした。

ご使用の際は用法・用量を守ってご利用ください。

よいアクアリウムを!

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