なるげんの水槽ではヤマトヌマエビを飼っているのですが、ミナミヌマエビと違い、勝手に増えましたということはない…なぜなら汽水が必要だからと聞いていたので繁殖は無理だなと思っていました。
でもそれは卵をうまないわけではないんですよね…
そうなんですよ、ママエビが卵を抱っこしはじめました。
抱卵というそうです。水槽でエビを飼っていれば自然と起こること、そうかいてあるのをみてなるほどとおもいました。
このままだと生まれても、汽水ではないため2週間で全滅らしいです。小さな命はせっかくなので育ててあげたい。
ヤマトヌマエビの繁殖を目指そうと思います。
ヤマトヌマエビの繁殖は難しい?
ヤマトヌマエビの繁殖は難しいと言われるとどこをみても書いてあるので、なるげんは聞くこともしませんでした。
でもなぜ難しいのか。
それは汽水が必要だからだとなるげんは思っていたのですが、違いました。
ヤマトヌマエビはゾエア期と呼ばれる幼生時代があるから、でした。
ミナミヌマエビやビーシュリンプは生まれた時から稚エビの状態であるのに対して、ヤマトはゾエアとのこと。
ゾエア zoea は、十脚目(エビ・カニなど)の幼生の段階に与えられた名である。 胸部の付属肢で遊泳し、プランクトン生活をする。
wikipedia
そもそもの状態が違うため、育てる過程も工夫が必要でしたが、ネットに残っているデータでだいぶいけそうです。ほんとありがたや。
ヤマトヌマエビの雌雄の見分け方
そもそも雌雄はどうやってみわけるのか?
意外と簡単でした。
ヤマトヌマエビのメスはドットがランダムで、オスは綺麗に同じ大きさでした。
こちらなるげんちの抱卵中のメスです。

丸でかこっているように、点や線がランダムです。
オスはきれいに点のみなんです。
わかりやすいですね。
ヤマトヌマエビが抱卵するタイミング
一体いつそんなことになってたの?と思うのですが、メスが脱皮をしフェロモンを出すことによりオスが反応するそうです。
その際の求愛行動で有名なのが、抱卵の舞…
し、知らなかった。
それ、みたことありましたよ。
エビがおかしなことしてる、頭いかれたのかと家族で散々話をしていたのですが、その時は結論として亀のおこぼれの餌をゲットできて、狙われるんじゃないかと思い、右往左往してるのでは…という結論だったんです。
それが実は抱卵の舞だったとは…。
オスの求愛行動を実は見てたんですね…
おかしな行動を見た時は憶測ではなく、調べるべきでした…
抱卵から孵化まで
抱卵から孵化までがどれくらいかかるのか。
なるげん自身は会社員で平日は仕事してますし、コロナでテレワークもあるとはいえ、エビばっかりみてるわけにはいきません。
夜中に孵化してしまう可能性もあるわけですしね。
孵化するタイミングの目安
発眼したかどうか。
卵は最初灰色で、それが半透明になっていき、その半透明の卵に黒い点ができたら、それが目つまり発眼、とのことなんです。
でもちっちゃすぎてわからんとかなりあせりました。
また半透明にならないんです。
なるげんが卵を確認したのが、10/3でした。その時、灰色というかほぼ黒…。
そもそも死んでしまったのでは、とかが頭をよぎります。もしかして小さすぎてみえないだけで、これが目? なんて考えもよぎり…
メダカの稚魚用のネットにママエビを隔離してしまいました。(10/7)
翌日見ても孵化してなかったんですね。なので、もう一度よくしらべてみたところ、孵化のタイミングは大潮に影響するとのこと。
(これは諸説あるようで、必ずしも大潮で孵化するわけではないようです。しかしあんがら発眼の確認、大潮の前日に隔離、大潮で孵化という流れで孵化成功された方もいらっしゃるので、日々の観察が大事ですよね)
まじかよー、と大潮を調べてみたら、なんと次は10/17。まだまだ先でした。これはストレスになるかもと思い、少々悩みましたが、ネットからだすことにしました。
その際に撮った写真がこれ。

確かに卵が半透明なのが確認できました。前はもっと黒かったんです。
抱卵してからはママエビ、定期的にお腹の卵を揺らして卵に水を送り込む行動がみられます。ある程度やるととまります。
孵化するというときには、大きくお腹をゆさぶりだすらしいので、その瞬間か?!と毎回焦ってましたが、そうではなかったようです。
この写真をみるとどうもまだ発眼してないようにみえるので、まず発眼までは頑張って観察していこうとおもっています。
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